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更新日時:2018/01/16 18:00  (集計:2018/01/15 08:00)

2018年度センター試験:生物基礎 分析

ほとんどが教科書レベルの知識問題で「やや易」レベル。

大問数は昨年と同じ3,マーク数も昨年と同じ17であった。大問の分野や構成は昨年と同じで,大問内の小問も含めて幅広く出題された。図表の解読問題が2問出題され,その他は知識問題であった。計算問題が出題されなかった。時間は十分に足りる。昨年の「易」レベルではないものの「やや易」レベルの問題である。
 
年度 2018 2017 2016 2015 2014 2013 2012
平均点 36.31 39.47 27.58 26.66 - - -
前年比(点) -3.16 11.89 0.92  - - - -
 
設問数
(マーク数)
第1問 6(7) 6(7) 6(6) 6(6) - - -
第2問 5(5) 5(5) 5(6) 5(5) - - -
第3問 5(5) 4(5) 5(5) 5(5) - - -
合計 16(17) 15(17) 16(17) 16(16) - - -

以下の平均点、得点率の数値は赤マル・ドットコム自動採点データに基づいて計算しています。

(「難易」は「得点率」を元にしています。昨年度試験との比較ではありません。)
第1問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率
A 9   やや易 6.80 75.6%
B 10   8.91 89.1%
19   やや易 15.71 82.7%
生物の特徴と遺伝子からの出題。A(問1~3)は生物の特徴からの出題。問1は細胞と生物の共通性の知識問題(標準)。問2は細胞小器官の知識問題(基本)。問3は葉緑体と光合成の知識問題(基本)。B(問4~6)は遺伝子とそのはたらきからの出題。問4は染色体説と染色体の成分の知識問題(基本)。問5は遺伝子の研究史の知識問題(基本)。問6は核酸に関する知識問題(基本)。 

問1の正答率は60%であったが,その他の正答率は非常に高かった。問1:ヒトをはじめとする真核細胞では,細胞質基質とミトコンドリアで呼吸を行うが,大腸菌をはじめとする原核細胞にはミトコンドリアがなく,細胞質基質と細胞膜で呼吸を行う。問2:最も多い誤答が(2)で,原核細胞には核ではなく核様体がある。問5:遺伝子の本体がDNAであることを明らかにした研究を選択する問題であったが,よくできていた。

第2問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率
A 9   やや易 6.59 73.2%
B 6   やや易 4.34 72.3%
15   やや易 10.93 72.9%
生物の体内環境の維持からの出題。A(問1~3)は体液と腎臓からの出題。問1は体液・血液凝固・循環系・酸素の運搬の知識問題(標準)。問2は尿生成のしくみの知識問題(基本)。問3は腎臓のはたらきの知識問題(基本)。B(問4~5)は体内環境の調節からの出題。問4は自律神経とホルモンによる調節の知識問題(基本)。問5も自律神経とホルモンによる調節の知識問題(標準)。

問1と問5の正答率は60%であったが,その他の問題の正答率は非常に高かった。問1:最も多い誤答は(4)で,体循環と異なり,肺循環では動脈に酸素の少ない静脈血が,静脈に酸素の多い動脈血が流れている。問3:最も多い誤答は(3)で,消化系のはたらきは副交感神経により促進され,交感神経で抑制される。 問5:3種類のホルモンの働きを知識問題であるが,知識量の違いにより大きな差がついたようである。

第3問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率
A 6   やや易 4.66 77.7%
B 10   やや易 8.18 81.8%
16   やや易 12.84 80.3%
生物の多様性と生態系からの出題。A(問1~2)はバイオームからの出題。問1は世界のバイオームとその分布の知識問題(基本)。問2は日本のバイオームとその分布の知識中心の問題。初見の図の読み取りが必要である(基本)。B(問3~5)は植生の遷移からの出題。問3は植生の遷移に関する知識問題(基本)。問4は湿性遷移のしくみの考察中心の問題。生態系からの唯一の出題。初見の図や表を見て考察するものであるが,知識で答えることも不可能ではない(標準)。問5は二次遷移の特徴の知識問題(基本)。

すべての問題で正答率が高かった。問2:日本のバイオームに関する初見の図を解読する問題であったが,大きな差がつくことはなかった。問3:最も多かった誤答は(2)で,ギャップのことをイメージできなかったと思われる。問4:問2につづき図と表を解読する問題であったが,大きな差がつくことはなかった。最も多かった誤答は(1)で,池の水深や光環境の変化が,池にすむ生物の作用によるものと考えられなかったようである。


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編集・著作:ジェイシー教育研究所
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