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>>2009年センター試験分析
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政治・経済
更新日時:01/21 11:00 (集計:01/20 12:00)
2009年度センター試験:
政治・経済 分析
解答はこちら >>
記事協力:
一橋学院
理解を問う出題が増加したが、解答数38で内容的には大きな変化なし。
近年見られた単純な語句選択問題がなくなり、語句と短文の組み合わせ問題が増えたが、短文正誤問題が中心であることに変化はない。設問の趣旨を丁寧に読み取る必要のある問題も増加傾向。全体の難易度は極めて標準的だが、こうした理解を求める設問への対応力が低いと難しいと感じたかも知れない。センター現代社会で近年に出題された内容と類似したものも散見されており、現代社会の過去問まで学習対象にしていた受験者にとっては有利だったであろう。二次・私大で政経受験を予定している受験者は、すべての問題についての復習に加えて、リード文に出てくるキーワードもしっかり確認しておきたい。
自動採点利用者による大胆予想!
平均点について
(集計:01/20 12:00)
※
自動採点におけるアンケート結果をもとに集計
(大学入試センター発表 最終集計 2009年2月5日)
年度
2009
2008
2007
2006
2005
2004
2003
2002
2001
2000
1999
平均点
69.3
63.7
64.4
61.1
64.5
61.4
62.9
52.4
54.1
58.3
56.8
前年比(点)
5.6
-0.7
3.3
-3.4
3.1
-1.5
10.5
-1.7
-4.2
1.5
-14.3
設問数
(マーク数)
第1問
10(10)
10(10)
10(10)
10(10)
8(8)
8(8)
8(8)
8(8)
8(8)
8(8)
8(8)
第2問
7(7)
7(7)
7(7)
7(7)
5(5)
5(5)
5(5)
5(5)
5(5)
5(5)
5(5)
第3問
7(7)
7(7)
7(7)
7(7)
5(5)
5(5)
5(5)
5(5)
5(5)
5(5)
5(5)
第4問
7(7)
7(7)
7(7)
7(7)
5(5)
5(5)
5(5)
5(5)
5(5)
5(5)
5(5)
第5問
7(8)
7(7)
7(7)
7(7)
5(5)
5(5)
5(5)
5(5)
5(5)
5(5)
5(5)
第6問
-
-
-
-
5(5)
5(5)
5(5)
5(5)
5(5)
5(5)
5(5)
第7問
-
-
-
-
5(5)
5(5)
5(5)
5(5)
5(5)
5(5)
5(5)
合計
38(38)
38(38)
38(38)
38(38)
38(38)
38(38)
38(38)
38(38)
38(38)
38(38)
38(38)
以下の平均点、得点率、正答率の数値は自動採点データに基づいて計算しています。
(「難易」は昨年度試験との比較ではありません。)
第1問 配点
出題内容・テーマ
難易
平均点
得点率
計
24
南北問題
普通
15.76
65.7%
南北問題への取り組みをリード文に、国際政治・経済を総合的に問う。毎年のことではあるが、リード文は概要を押えるだけで即座に設問に取り組んでも何ら問題はない(すべての問題に共通)。グラフを用いた出題があるが、これはGNIと乳児死亡率の関係から国名を選ぶものなので、基本的には知識問題であった。
自動採点利用者の感想!
(集計:01/20 12:00)
標準レベルの出題で正答率も標準であったが、個別に見ると以下の3問の正答率が50%台と低かった。安保理についての問4では(3)や(4)の誤答が多く、難民をテーマとする問7では日本が難民条約に入っていないとする(1)の誤答が20%近かった。環境会議を扱った問10では(3)の誤答が目立って多かった。いずれも知識の欠落が原因なので、二次・私大受験生は復習をしておきたい項目である。
第2問 配点
出題内容・テーマ
難易
平均点
得点率
計
19
表現の自由
やや易
14.09
74.2%
インターネット時代の表現の自由の在り方をリード文に、基本的人権や統治機構の基本事項を中心に問う。ユビキタス・電子政府構想・コーポレートガバナンス・電子商取引を選択肢に置いた設問は一見難しい印象を与えるが、正文が極めて明瞭なので問題ない。自己の知識だけで解決できない場合には、常識が力を発揮することもある。
自動採点利用者の感想!
(集計:01/20 12:00)
基本レベルの出題であったため、ほとんどの設問で高い正答率を示しているが、問2は若干低く、60%程度となった。憲法に関する出題は憲法の規定に沿って出題されるので、憲法の条文をしっかり読んでおくのが基本。基本を疎かにした受験生が40%程度いるということであろう。二次・私大受験生は、今からでも遅くないので、憲法を紐解いてみよう。
第3問 配点
出題内容・テーマ
難易
平均点
得点率
計
19
国民の政治参加
やや易
14.76
77.7%
民主国家における国民の政治参加の意義をリード文に、選挙制度や地方自治の基本事項を中心に問う。グラフの読み取りだけで解ける簡単な問題があったが、こうした問題はそれなりに時間がかかるので、最後に解く方が安心である。ブライスの言葉の趣旨を問う設問は、難易度を上げずに理解力を問う趣旨が伝わってくる良問であったが、若干易し過ぎたかも知れない。
自動採点利用者の感想!
(集計:01/20 12:00)
易しい設問が目立ったので、正答率は極めて高い。しかし、地方自治に関する問3、問4は若干低くなっており、受験生一般の地方自治に関する整理が不十分な印象を受ける。知識事項を前提に理解を問うのがセンター試験であるから、知識の整理は不可欠である。「常識だけで解ける」という風説には惑わされないようにしよう。
第4問 配点
出題内容・テーマ
難易
平均点
得点率
計
19
社会・労働問題
普通
13.20
69.5%
景気の低迷と雇用形態の多様化を糸口に社会問題を会話文で示すリード文で、日本経済の現状を考えるうえでの基礎的な事項を総合的に問う。景気循環・金融の現状・中小企業・労働問題・社会保障と広い範囲で問われたため、知識の整理が不十分だと難しい印象を与えたかも知れない。センター試験では色々な分野から出題されるので、不得意なテーマをなくすことが大切である。
自動採点利用者の感想!
(集計:01/20 12:00)
テーマは多岐にわたったが、出題レベルは標準である。しかし、公務員の労働三権を判断させる問4や社会保障の歴史を扱う問7は、基本的な出題であるにもかかわらず正答率が60%に満たない。労働問題や社会保障問題の整理が不十分な受験生が多いことを伺わせる結果である。
第5問 配点
出題内容・テーマ
難易
平均点
得点率
計
19
日本の農業政策
やや易
13.30
70.0%
日本の農業政策の推移をリード文に、経済分野を総合的に問う。グラフを用いた出題が2題あり、解答に手間がかかるという点で難しい印象を与えただろう。とりわけ需要供給曲線を使った問題は、私大入試では基本的な出題パターンとはいえ、準備が不十分な受験者にとっては出題の趣旨の把握に手間取ったかも知れない。
自動採点利用者の感想!
(集計:01/20 12:00)
全体としては標準レベルの出題で正答率も高いが、需給曲線の問題は多くの受験生を戸惑わせたようである。食糧管理制度時代の日本のコメ問題を想起させる問3は、今年度のすべての設問の中で最も正答率が低くなった。貿易に関する需給曲線の問題は2005年に出題されているとはいえ、それよりも複雑な前提となっているため、このような結果になったと予想できる。今後は、このレベルまできちんと修得することが必要となってくるだろう。
分析記事協力:
一橋学院
編集・著作:
ジェイシー教育研究所
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