赤マル・ドットコムはがんばる受験生を応援します!

>>2009年センター試験分析
分析トップ  
   英語(筆記) 英語(リスニング) 数学I 数学I・A 数学II 数学II・B 国語
解答トップ  
   物理I 生物I 化学I 地学I 理科総合A 理科総合B
 
   日本史B 世界史B 地理B 現代社会 倫理 政治・経済

更新日時:01/26 13:00  (集計:01/20 12:00)
2009年度センター試験:地理B 分析
解答はこちら >>
記事協力:一橋学院
全体的にまとまりのある問題構成。統計問題の判定で得点が分かれるか?
大問6問、小問37問で昨年より小問が1題増加。自然地理でヨーロッパ、人文地理でカナダ(アングロアメリカ)と予想通りの出題範囲。地域調査が第2問目に出るところは最近の傾向といえよう。統計問題で人口10万人当たりの結核発症数など新しい問題が出題され、戸惑うところがあったかもしれない。全体を通していえることは、レベルは普通で、一部教科書範囲の応用な内容も見受けられたので得点率は昨年より下がるのではないか。

自動採点利用者による大胆予想!
平均点について
(集計:01/20 12:00)
下がりそう(38%) 同じくらい(52%) 上がりそう(10%)
  ※ 自動採点におけるアンケート結果をもとに集計

(大学入試センター発表 最終集計 2009年2月5日)
年度 2009 2008 2007 2006 2005 2004 2003 2002 2001 2000 1999
平均点 64.5 66.4 58.4 65.1 70.2 62.1 54.9 66.3 63.5 58.2 62.2
前年比(点) -1.9 8.0 -6.7 -5.1 8.1 7.1 -11.4 2.8 5.3 -4.1 -15.0
設問数
(マーク数)
第1問 8(8) 6(6) 6(6) 5(5) 7(7) 7(7) 7(7) 7(7) 7(7) 7(7) 7(7)
第2問 6(6) 6(6) 6(6) 6(6) 7(7) 7(7) 7(7) 7(7) 7(7) 7(7) 7(7)
第3問 6(6) 6(6) 6(6) 6(6) 7(7) 7(7) 7(7) 7(7) 7(7) 6(7) 7(7)
第4問 6(6) 6(6) 6(6) 6(6) 7(7) 7(7) 7(7) 6(7) 7(7) 6(7) 7(7)
第5問 6(6) 6(6) 6(6) 6(6) 7(7) 7(7) 7(7) 6(7) 7(7) 7(8) 7(8)
第6問 5(5) 6(6) 5(6) 6(6) - - - - - - -
合計 37(37) 36(36) 35(36) 35(35) 35(35) 35(35) 35(35) 33(35) 35(35) 33(36) 35(36)


以下の平均点、得点率、正答率の数値は自動採点データに基づいて計算しています。

(「難易」は昨年度試験との比較ではありません。)
第1問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率
18 ヨーロッパとその周辺の自然環境 普通 11.32 62.9%
ハイサーグラフは無難な内容。プレートの境界と大陸棚の関係は意外と難しいのでは。断面図は基本的な内容。自然災害も無難。フェーンや原生林に関する問題は易。氷河湖、ケスタは基本的な問題。全体を通して教科書の内容を踏まえた良問といえる。

自動採点利用者の感想!
(集計:01/20 12:00)
難しい(42%) 普通(53%) 易しい(5%)
ヨーロッパの自然環境に関する出題だったが、問2の海底地形に関する問題、問3の地形断面図、問5のフェーンに関する問題の正答率が低かった。問8のケスタ地形も、意外と低かった。問2、問3は地理の中では得点しやすいと思うが、イメージ化の問題の正答率が低い。

第2問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率
18 地域調査のテーマ設定と調査方法 やや易 12.62 70.1%
山陰地方の鳥取県境港市の地域調査に関する問題。小地形については意外と簡単では。撮影場所を特定する問題はセンターお得意の問題。地形図の判読も近年同様土地利用に関する問題で易。水産業については意外と難しいのでは。きちんと日本の漁業をやっていないと意外と得点できないか。工場関連の問題は資料の読み込み力が試されたところ。観光に関する調査問題は易。

自動採点利用者の感想!
(集計:01/20 12:00)
難しい(30%) 普通(62%) 易しい(8%)
問1の正答率が極めて低かった。地理用語をきちんと理解していないと迷うだろう。「陸繋島」の意味をきちんと調べておこう。問4の計算を必要とする問題は、毎年正答率が低い。

第3問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率
17 農林水産資源とそれを利用した産業 やや易 12.71 74.8%
小麦の原産地域は覚えていないといけない。久しぶりの小麦カレンダーだったが、緯度と収穫期、冬小麦、春小麦と判断しなければならない。畜産業は易。林業に関する問題も木材伐採国、輸出国、輸入国と比較的わかりやすい問題。水産業の問題や農業のグローバル化も易。

自動採点利用者の感想!
(集計:01/20 12:00)
難しい(21%) 普通(70%) 易しい(9%)
問2の小麦カレンダーの正答率が低かった。栽培作物に関する問題のなかで、「小麦」に関する問題は基本中の基本。緯度と冬小麦、春小麦の組み合わせで解答を導き出すことができるはず。問3の正答率が低いのは、農業の基礎ができていないとしか考えられない。問4も得点できておらず、地理の想像力の欠如といえるのではないか。

第4問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率
17 村落、都市 普通 9.47 55.7%
村落形態はよく読めば間違わない。都市の街路形態は基本的な内容。都市整備や地域開発に関しての問題は普通のレベル。ロサンゼルスの人種・民族ごとの居住地域は意外と難しい。日本の都市の立地と機能や商業地の景観は基本的な問題。

自動採点利用者の感想!
(集計:01/20 12:00)
難しい(40%) 普通(54%) 易しい(6%)
都市と村落の問題の正答率が低い。問1の村落形態は授業で取り上げられなくなっているのであろうか。問2は、都市構造の基本中の基本が得点できていない。問4では、与えられた各人種・民族の居住傾向が書いてあるにもかかわらず、地図化されると得点できない。これは地理の基礎力が欠落していると言われても仕方がない。

第5問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率
17 カナダ 普通 9.36 55.1%
カナダは意外と難しかったのではないか。カナダの北極海沿岸の植生はツンドラ。平原(プレーリー)三州は基本的な問題。トロントはカナダでは人口第一位。移民の問題に関して、アメリカ合衆国と混同しないようにすれば得点できたはず。言語の問題もカナダでは必ず出題される内容。NAFTAの貿易についてのポイントは、アメリカ合衆国は最大の消費国であることを踏まえれば解答を導き出せるはず。

自動採点利用者の感想!
(集計:01/20 12:00)
難しい(40%) 普通(53%) 易しい(7%)
カナダ地誌である。アメリカ合衆国だったら得点率が上がったかもしれない。問1は、カナダでなくても北極海沿岸が「ツンドラ」であることはわかるのではないか。タイガはもう少し低緯度である。亜寒帯(冷帯)の範囲にあるのはすべて「タイガ」という短答式の記憶法は、役に立たない。問3はがなぜか正答率が低い。トロントはカナダで一番人口の多い都市である。 問4も正答率が悪い。アメリカ合衆国でヒスパニックが急増しているが、カナダには当てはまらない。問6のNAFTA間の貿易構造が理解できていない。センターではおなじみの問題

第6問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率
13 現代世界の諸問題 普通 8.61 66.2%
現代社会の諸問題は、最近は必ず出題される傾向がある。水資源は問題と地図を読めば解答を選ぶのは易。結核患者と医師数、乳幼児死亡率は、経済発展段階と相関関係がある。フィリピンはまだ遅れている地域が多いことを間違わなければ、解答できたはず。やや難。食糧需給の地域差は必ず出題される内容で易。少子化、高齢化の状況も必ず出題される。内容は易。最後の問題は意外と難しいかもしれない。カンボジア、メキシコ、パキスタンと判断が難しい国が出題された。

自動採点利用者の感想!
(集計:01/20 12:00)
難しい(27%) 普通(63%) 易しい(10%)
問2の結核の問題の正答率がやや低い。フィリピンの方がアルゼンチンより公衆衛生や医療が普及していると考えているのだろうか。問3は地図上の国をどこまで理解しているかという問題。問5の女性の社会進出に関する問題の得点率が低かった。パキスタンがイスラム国で、女性の社会進出が進んでいないことがわかれば、得点できるはず。

分析記事協力:一橋学院
編集・著作:ジェイシー教育研究所


Copyright(C) JC Educational Institute,inc. All Rights Reserved. 株式会社ジェイシー教育研究所