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>>2009年センター試験分析
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更新日時:01/21 12:00  (集計:01/20 12:00)
2009年度センター試験:化学I 分析
解答はこちら >>
計算問題は増加したが、出題傾向や難易度は例年通り。
マーク数が29→28に減少した。組合せ問題は昨年同様5問だが、選択肢が6つある問題が12問と多く、知識や計算でより正確さが求められた。昨年と比較して、計算問題が7→9問に増加したものの、例年出題されているグラフ問題が滴定曲線となじみのある内容であった。全体的には難易度は昨年と同程度と思われる。

自動採点利用者による大胆予想!
平均点について
(集計:01/20 12:00)
下がりそう(10%) 同じくらい(58%) 上がりそう(32%)
  ※ 自動採点におけるアンケート結果をもとに集計

2005年度以前のデータは「化学IB」のものです
(大学入試センター発表 最終集計 2009年2月5日)
年度 2009 2008 2007 2006 2005 2004 2003 2002 2001 2000 1999
平均点 69.5 64.2 61.4 64.1 66.0 54.3 61.8 57.4 58.5 57.5 63.7
前年比(点) 5.3 2.8 -2.7 -1.9 11.8 -7.5 4.3 -1.0 1.0 -6.2 -2.2
設問数
(マーク数)
第1問 6(7) 5(8) 7(7) 6(7) 6(6) 6(6) 6(6) 6(6) 6(6) 6(6) 6(6)
第2問 4(7) 4(7) 6(7) 4(7) 5(5) 6(6) 6(6) 7(7) 5(5) 5(5) 6(6)
第3問 6(7) 6(7) 6(7) 5(7) 6(6) 6(6) 6(6) 7(7) 6(6) 6(6) 5(5)
第4問 7(7) 6(7) 7(7) 7(7) 7(7) 6(6) 6(6) 6(6) 6(6) 6(6) 6(6)
第5問 - - - - 7(7) 6(6) 6(6) 6(6) 6(6) 6(6) 6(6)
合計 23(28) 21(29) 26(28) 22(28) 31(31) 30(30) 30(30) 32(32) 29(29) 29(29) 29(29)


以下の平均点、得点率、正答率の数値は自動採点データに基づいて計算しています。

(「難易」は昨年度試験との比較ではありません。)
第1問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率
25 同位体、イオン、物質量、身の回りの化学 普通 17.09 68.4%
物質の構成に関する問題が主であった。問1〜3は例年通りの出題内容で、容易に解答できた。問4と問5は計算問題であったが、問4は物質量を求められるかを問うもので、問5の濃度計算も教科書レベルの内容であった。問6は、ここ数年出題されている身の回りの化学に関する問題で、化学への関心度が求められた。全体的には基本的レベルの内容であった。

自動採点利用者の感想!
(集計:01/20 12:00)
難しい(17%) 普通(58%) 易しい(25%)
問1aの正答率は約40%と、全設問中で最も低かった。ミョウバンについての理解度が低いことに加え、塩化水素が水溶液中で電離することから誤答したものと思われる。問4と問5は計算問題だが、いずれも80%程度の正答率であった。問6の正答率は約60%。(5)の誤答が約15%で、ネオンサインを思い浮かべた人が多かったものと思われるが、金属の酸化を防止するためにアルゴンが用いられている。

第2問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率
25 熱化学方程式、中和、電気分解 普通 16.53 66.1%
理論化学に関する問題で、計算問題が5問出題された。問2は熱化学方程式に関する問題だが、今までにない出題傾向であり、難しかった。与えられた3つの式からフラーレンの生成熱を求めることに気づいたかで差がついた。問3は例年出題されているグラフ問題であったが、滴定曲線であったため、例年のような難しさは感じられなかった。問4は電気分解に関する問題であったが、bの電気量を求める計算は文字を用いており、落ち着いて計算しないと間違えてしまう可能性があるので、注意が必要であった。全体的には標準的レベルの内容であった。

自動採点利用者の感想!
(集計:01/20 12:00)
難しい(21%) 普通(55%) 易しい(24%)
問1は中和熱の測定に関連した計算問題。bは正答率が約60%であった。(4)の誤答が約15%で、1モルあたりの熱量を正しく求められなかったと思われる。問2はフラーレンに関連した熱化学方程式で、正答率が約70%と良好であった。見慣れない式が出てきたが、ヘスの法則を正しく理解できていた。問4bの正答率は50%と低かった。電子1個がもつ電気量について問う目新しい内容であり、難しかった。

第3問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率
25 金属、酸化剤、オキソ酸、沈殿滴定、気体の発生 普通 17.19 68.8%
無機化合物の物質の性質や製法に関する問題が主であった。問1は金属の性質に関する基本的内容だが、正しいものを全て選ばなければならず、やや手こずったと思われる。問4はオキソ酸に関する問題で、問題文から物質名称が理解できたかで差がついた。問5では塩化銀の沈殿滴定であり、見慣れない受験生も多く、戸惑ったものと思われる。銀イオンと塩化物イオンが1:1で反応していることに気づくかがポイントとなった。問6は硫化水素に関する問題であり、物質の性質の理解度が試された。全体的には標準的レベルの内容であった。

自動採点利用者の感想!
(集計:01/20 12:00)
難しい(18%) 普通(55%) 易しい(27%)
昨年同様、物質の性質に関する問題を中心とした出題であった。問2は酸化剤を判別する問題で、正答率は約60%。(1)と誤答した人が約10%おり、得られた二クロム酸イオンにおけるクロムの酸化数は+6のままであることが理解できていないものと思われる。問5は沈殿滴定に関する計算問題で、正答率は約60%であった。(1)と誤答した人が約10%いたが、溶液を希釈していることを見落としたものと思われる。

第4問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率
25 炭化水素、高分子化合物、アルコール、芳香族化合物の元素分析 普通 15.92 63.7%
有機化合物に関する問題であった。問1はアルカンに関する内容で、誤っているものを1つ選ぶものだった。ここでも正確な理解が求められた。問2はPETの構造式を正しく理解できていればよい。問6でも元素分析に関する実験問題があったが、ソーダ石灰が水・二酸化炭素の両方を吸収することを理解できていたかがポイントとなった。問7は有機化学の計算問題であるが、完全燃焼により生じた二酸化炭素と水の物質量比から水素の原子数を求めた上で、更に計算が必要となるので、やや難しかった。全体的には標準的な内容の問題であった。

自動採点利用者の感想!
(集計:01/20 12:00)
難しい(20%) 普通(52%) 易しい(28%)
問1は正答率が約80%と高かった。(4)や(5)はやや難しい記述であったが、アルカンの構造異性体を正しく理解できていれば容易に正解できた。問5は有機化合物の分離で、正答率は約60%であった。(1)の誤答が約15%いたことからも、フェノールと炭酸の酸の強さの理解度不足がうかがえた。問6は正答率が約70%と比較的高いが、(5)の誤答が約15%で、ソーダ石灰と塩化カルシウムを逆にしている受験生が見られた。

編集・著作:ジェイシー教育研究所


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