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>>2008年センター試験分析
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更新日時:02/18 11:00   (集計:01/21 10:45)
2008年度センター試験:物理I 分析
正解はこちら >>
標準的な出題が増え昨年並みの難易。
出題形式は昨年同様であるが、全体のマーク数は増加した。昨年は実生活での物理現象を考察する問題が多かったのに対し、今年は基本的な問題が多く出題された。熱からの出題はなく、力学と電磁気学からの出題に重点がおかれたところに特徴がみられる。

自動採点利用者による大胆予想!
平均点について
(集計:01/21 10:05)
下がりそう(12%) 同じくらい(63%) 上がりそう(25%)
  ※ 自動採点におけるアンケート結果をもとに集計

2005年度以前のデータは「物理IB」のものです
(大学入試センター発表 最終集計 2月7日)
年度 2008 2007 2006 2005 2004 2003 2002 2001 2000 1999
平均点 64.6 64.4 73.4 59.9 62.9 61.6 61.0 72.8 55.9 66.4
前年比(点) 0.2 -9.0 13.5 -3.0 1.3 0.6 -11.8 16.9 -10.6 1.6
設問数
(マーク数)
第1問 6(8) 6(7) 6(6) 5(5) 5(6) 6(6) 6(6) 6(6) 6(6) 5(5)
第2問 5(5) 4(4) 4(4) 5(5) 5(6) 6(6) 5(5) 6(6) 7(7) 3(3)
第3問 5(6) 5(5) 4(4) 3(3) 3(3) 4(4) 3(3) 3(3) 6(6) 5(5)
第4問 7(7) 8(8) 9(9) 6(6) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 3(3) 6(6)
第5問 - - - 6(6) 6(6) 5(5) 6(6) 5(5) 5(5) 6(6)
合計 23(26) 23(24) 23(23) 25(25) 24(26) 26(26) 25(25) 25(25) 27(27) 25(25)


以下の平均点、得点率の数値は自動採点データに基づいて計算しています。

(「難易」は昨年度試験との比較ではありません。)
第1問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率

30
運動エネルギー、エネルギー変換、電磁波、摩擦、パルス波、波の速さ
普通
20.6
68.5%
昨年同様小問集合であり、今年も正誤問題はなかった。昨年よりも計算問題が減り、解きやすかった受験生も多かったのではないだろうか。問1や問4は典型的な力学の計算問題であり、問5も波の合成の標準的な問題であった。問6の次元を考えさせる問題は昨年は出題されなかったので、戸惑った受験生も多かったと思われる。問2や問3に代表されるように、実生活で使われる物理からの出題も見られ、実生活を物理の視点から見る能力も問われた。全体としては昨年より易しくなった。

自動採点利用者の感想!
(集計:01/21 10:05)
難しい(21%) 普通(61%) 易しい(18%)
全体的に正答率が高かった中で、問3の正答率の低さが目立った。テレビ放送で使われている電磁波の波長が可視光より短いと考えた人が多かったようだ。テレビ放送で使用される電磁波は、赤外線より長波長である。間違えた人は日常生活を物理の視点から捉える力が不足しているようだ。

第2問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率
A   合成抵抗 普通 8.0 66.6%
B   電磁石 やや易 5.6 70.1%

20

普通
13.6
68.0%
電気回路の問題であった。昨年も同じ分野からの出題であったが、Aでは実際の実験操作を追うような出題であり、昨年より難しくなったと思われる。実験操作から、わかりやすい回路図に直して解くことや、物理現象をグラフに直すことなど、柔軟な思考力が問われる問題であった。Bも昨年同様磁気と電気からの出題であり、電磁石を固定したまま電流を流し棒を動かす問題であった。図から電磁石の数に戸惑った受験生も多かったと思われるが、出題はすべて定性的な問題であり、難しくはなかったと思われる。

自動採点利用者の感想!
(集計:01/21 10:05)
難しい(32%) 普通(54%) 易しい(14%)
正答率は全体的に比較的高かった。問3は解答が割れた。導線と抵抗の複雑な図を、わかりやすい回路図になおして考える力が不足していたと考えられる。柔軟な思考力が求められた。問4・問5は電磁石の数の多さなどにまどわされず、正解にたどり着けた人が多かったようだ。

第3問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率
A   レンズと像 やや易 8.9 74.5%
B   普通 5.0 61.9%

20

普通
13.9
69.4%
Aは昨年同様光の分野からの出題であったが、今年はレンズの問題であった。問1、問3は定性的な問題であり、問2も基本的な計算問題であったので、比較的簡単に解けたであろう。Bはドップラー効果の問題であった。問4はドップラー効果の基本を問う定性的な問題であった。問5はあまり目にしない問題であり、計算で戸惑った受験生が多かったと思われる。

自動採点利用者の感想!
(集計:01/21 10:05)
難しい(25%) 普通(60%) 易しい(15%)
問1〜問4までは正答率が高かった。特に問2・問4は正答率が高く、公式を覚えていた人にとっては簡単であったと思われる。問5は正答率が低かった。単純にドップラー効果の公式を当てはめるだけでは解けない問題だったためであろう。

第4問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率
A   物体の運動 やや易 9.5 73.0%
B   力のつり合い、力のモーメント やや易 12.2 71.9%

30

やや易
21.7
72.4%
昨年は力学と熱からの出題でCまであったのに対し、今年はA,Bで純粋な力学からの出題であり、問題数も減少した。運動方程式を立てられることや、エネルギー保存則を適用できること、力のモーメントなど、基本的な力学の式を立てられることが求められた。数値計算は問7だけであり、簡単な問題であったので、力学の基礎ができている受験生にとっては易しかっただろう。

自動採点利用者の感想!
(集計:01/21 10:05)
難しい(26%) 普通(52%) 易しい(22%)
全体的に正答率は比較的高かった。すべて力学からの出題であり、得意としている受験生が多かったからであろう。その中で、問3・問6での正答率の低さが目立った。どちらも力学の標準的な問題であり、間違えた人は力学についてよく復習しておくことが望ましい。

編集・著作:ジェイシー教育研究所


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