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>>2008年センター試験分析
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更新日時:01/23 11:00   (集計:01/21 10:45)
2008年度センター試験:政治・経済 分析
正解はこちら >>
記事協力:一橋学院
解答数38で形式・内容に大きな変化はないものの、素直な出題が増加。
解答数は一貫して38題と変化はないものの、かつてのようにほとんどすべてが短文正誤問題という出題ではなく、単純な語句選択問題も出題されている。その結果、易しい印象を与えることとなった。その点では、かつての現代社会で出題されていた政治・経済分野に共通点も見られる。また、2004年に出題されたゲーム理論が、ほぼそのままのかたちで再度出題された。

自動採点利用者による大胆予想!
平均点について
(集計:01/21 10:05)
下がりそう(18%) 同じくらい(59%) 上がりそう(23%)
  ※ 自動採点におけるアンケート結果をもとに集計

(大学入試センター発表 最終集計 2月7日)
年度 2008 2007 2006 2005 2004 2003 2002 2001 2000 1999
平均点 63.7 64.4 61.1 64.5 61.4 62.9 52.4 54.1 58.3 56.8
前年比(点) -0.7 3.3 -3.4 3.1 -1.5 10.5 -1.7 -4.2 1.5 -14.3
設問数
(マーク数)
第1問 10(10) 10(10) 10(10) 8(8) 8(8) 8(8) 8(8) 8(8) 8(8) 8(8)
第2問 7(7) 7(7) 7(7) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5)
第3問 7(7) 7(7) 7(7) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5)
第4問 7(7) 7(7) 7(7) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5)
第5問 7(7) 7(7) 7(7) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5)
第6問 - - - 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5)
第7問 - - - 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5)
合計 38(38) 38(38) 38(38) 38(38) 38(38) 38(38) 38(38) 38(38) 38(38) 38(38)


以下の平均点、得点率の数値は自動採点データに基づいて計算しています。

(「難易」は昨年度試験との比較ではありません。)
第1問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率

24
企業の社会的責任
普通
14.5
61.7%
相次ぐ企業の不祥事を素材に、情報開示,法令遵守,環境倫理を展開するリード文であった。実際にはリード文は読まなくても即座に設問を解くことができる(すべての問題に共通)。コンプライアンス,コーポレート=ガバナンス,公益通報制度などの時事的要素の強いテーマだけでなく、自己決定権,プライバシー,セクハラといった基本事項も出題されている。グラフ問題は頻出の政府予算の歳出構成。三大歳出項目と国債費の急増を押えておけば容易に解ける。

自動採点利用者の感想!
(集計:01/21 10:05)
難しい(25%) 普通(60%) 易しい(15%)
標準的な難易度であったが、問9は(4)の罰則の有無で惑わされた受験生が多かった印象。環境基本法は「環境の保全について、基本理念を定め、並びに国、地方公共団体、事業者及び国民の責務を明らかにする」(第1条)ものであるから、正解は(1)となる。問10では、(3)の直接税が正しいと判断した後に残りの3つを絞りきれなかったようだ。

第2問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率

19
行政監督
やや易
13.3
70.2%
行政監督をテーマとしたリード文であるが、教科書的な基本テーマの説明となっているため理解しやすい。国会や内閣に関する基本事項を短い文章で判断させる設問が中心であるため易しい印象を与える。資料の読み取り問題も前提さえ理解できれば極めて簡単に解ける。

自動採点利用者の感想!
(集計:01/21 10:05)
難しい(17%) 普通(68%) 易しい(15%)
いずれも易しい問題であったため、正答率が極端に低い設問は皆無であった。すべての設問について言えることだが、間違えた問題があればそれを再確認しておくと、二次・私大受験に生かされる。

第3問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率

19
国際社会の協力関係
普通
13.1
68.8%
国際社会の協力関係を軸に展開するリード文で、設問も国際政治を中心に問う出題であり取り組みやすい。ゲーム理論も2004年に出題された趣旨と同じ内容であるため、準備をしっかりして来た受験生の多くが笑みを浮かべたのではないか。各設問も易しいので平均点を押し上げることとなるかも知れない。

自動採点利用者の感想!
(集計:01/21 10:05)
難しい(19%) 普通(66%) 易しい(15%)
多くは易しい設問であったが、問6の正答率が40%台とやや低かったようである。9条を巡る裁判として頻出であるが、センターだけの受験者は理解を優先して知識事項を後回しにする傾向があるため、その影響が大きかったのかもしれない。

第4問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率

19
戦後日本の対外経済関係
やや難
8.6
45.3%
教師と生徒との会話文で戦後日本の対外経済関係を問う。国際経済にありがちな、外国為替や比較生産費説といった理論的な出題がなく、ほとんどが事実関係を問う出題であったため易しい印象を与える。ただし、グラフの読み取りは多少手間取ったかも知れない。1985年のプラザ合意を契機にNIESを中心に東南アジアに対外投資が積極的に進み、さらに中国の改革開放政策を受けて1990年代以降中国への投資が急増するという事実関係を押えていないと判別しにくいだろう。

自動採点利用者の感想!
(集計:01/21 10:05)
難しい(39%) 普通(55%) 易しい(6%)
全体として正答率が約40%と低かったのがこの大問。なかでも、問3・問7でてこずった印象。問3は、(1)の「一人当たり」という言葉を見逃して間違えた受験生が多かったと推察できる。問5のグラフの読み取りは知識を前提としていたため、正答率が低かったのであろう。

第5問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率

19
格差社会
普通
12.0
63.4%
非正規雇用の拡大をテーマにしたリード文は、格差社会が叫ばれる中では時宜に適ったものと言える。社会政策を中心に問う設問は、文章も短く難しいものはない。ただし、グラフの読み取り問題が2題あって手間取ったかも知れない。特に、合計特殊出生率と高齢化率の読み取りは、中国の「一人っ子政策」がどの程度社会に影響を与えているかを知らないと難しい。人民網日本語版によれば、中国の現在の合計特殊出生率は1.87となっている。

自動採点利用者の感想!
(集計:01/21 10:05)
難しい(24%) 普通(67%) 易しい(9%)
いずれも標準的なレベルであったが、問5は中国の「一人っ子政策」に惑わされた受験生が多かったようだ。韓国の合計特殊出生率は日本よりも低くなっている。

分析記事協力:一橋学院
編集・著作:ジェイシー教育研究所


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