赤マル・ドットコムはがんばる受験生を応援します!

>>2006年センター試験分析
分析トップ  
   英語(筆記) 英語(リスニング) 数学I 数学I・A 数学II 数学II・B 国語
正解トップ  
   物理I 物理IA 生物I 生物IA 化学I 化学IA 地学I 地学IA 総合理科 理科総合A 理科総合B
 
   日本史A 日本史B 世界史A 世界史B 地理A 地理B 現代社会 倫理 政治・経済

更新日時:   (集計:01/23 9:00)
2006年度センター試験:政治・経済 分析
正解はこちら >>
記事協力:早稲田塾
昨年度に引き続いて全体的に易化傾向がさらに進んだ。
大問数が7問から5問に減って、各大問ごとの配点も変わったが、小問数は例年と変わりなく、38題で、分量的には例年と変わっていない。ここ3年ほど出題されていた計算問題が出題されず、昨年に引き続き問題自体もさらに易しくなった。

自動採点利用者による大胆予想!
平均点について
下がりそう(37%) 同じくらい(48%) 上がりそう(15%)
  ※ 自動採点におけるアンケート結果をもとに集計

(大学入試センター発表 最終集計 2月8日)
年度 2006 2005 2004 2003 2002 2001 2000 1999 1998 1997
平均点 61.1 64.5 61.4 62.9 52.4 54.1 58.3 56.8 71.1 63.3
前年比(点) -3.4 3.1 -1.5 10.5 -1.7 -4.2 1.5 -14.3 7.8 -
設問数
(マーク数)
第1問 10(10) 8(8) 8(8) 8(8) 8(8) 8(8) 8(8) 8(8) 8(8) 8(8)
第2問 7(7) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5)
第3問 7(7) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5)
第4問 7(7) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5)
第5問 7(7) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 7(7)
第6問 - 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 6(6) 5(5)
第7問 - 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5) 5(5)
合計 38(38) 38(38) 38(38) 38(38) 38(38) 38(38) 38(38) 38(38) 39(39) 40(40)


以下の平均点、得点率の数値は自動採点データに基づいて計算しています。

(「難易」は昨年度試験との比較ではありません。)
第1問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率

24
日本企業と戦後社会
普通
14.8
61.8%
日本的企業経営の特徴がリード文のテーマになっていて、国際政治、労働、企業、裁判所、資本主義・社会主義、インターネット、選挙・政党に関する問題が出題された。
これらのうち、企業や裁判所はヤマとされていた領域で、選挙・政党に関する問題も、わずかではあるが、例年何問かは出題されている領域である。司法制度改革という時事ネタやローレンツ曲線という経済理論が含まれているが、全体的に基本的な問題で、易しいレベルになっている。

自動採点利用者の感想!
難しい(38%) 普通(55%) 易しい(7%)
問4は、「役員の相互派遣や共同事業の推進」という部分をよく読まずに、(1)をマークして誤答した受験生が多かった。問5の(1)の知的財産高等裁判所に驚いたのか、(2)の裁判員制度は、民事訴訟ではなくて刑事訴訟で導入される制度であることを見落として、誤答した受験生が少なくなかった。問8のローレンツ曲線はその場で読み取って正解した受験生が非常に多かった。

第2問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率

19
権力と行政改革
普通
12.5
65.9%
権力分立と行政国家現象がリード文のテーマになっている。中身は、イギリス、アメリカ、旧ソ連といった主要国の政治制度、わが国の権力分立、選挙制度や直接民主制、福祉国家や社会権の保障の状況、規制緩和、公企業、官僚制に関する問題が出題されている。
道路公団やNHKなど、選択肢の文の中には難しいものも混ざっているが、楽に正解に到達できる問題に仕上がっている。全体的には易しい。

自動採点利用者の感想!
難しい(23%) 普通(59%) 易しい(18%)
問3は、(1)が誤りであることは初歩的なことなのに、(1)を選択した受験生は意外に多く、正答率が低くなった。問6は都市再生機構や日本放送協会(NHK)といった細かい用語がでてきたのに惑わされたのか、正答率が低くなった。

第3問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率

19
冷戦後の国際政治と日本政治
普通
10.9
57.5%
冷戦終結と国際・国内政治がリード文のテーマになっている。具体的には、旧ソ連やヨーロッパ諸国の民主化、国際連合と軍事行動、紛争を未然に防ぐための組織、難民人口の推移、1990年代のわが国の政党政治、住民投票に関する問題が出題されている。
これらのうち、難民人口の推移の問題は、冷戦時代からポスト冷戦時代への大まかな流れと、例えば1989年のマルタ会談など、節目になる基本的な年号を把握していれば楽に正解できる。

自動採点利用者の感想!
難しい(34%) 普通(53%) 易しい(13%)
問3(4)のSDI(戦略防衛構想)は新冷戦時代の重要用語なのに、(1)を選択して誤答した受験生が、かなりいた。問4は、戦後の国際政治のおおまかな流れを理解している受験生が多かったので、正答率が非常に高くなったものと思われる。

第4問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率

19
企業と経済
普通
13.1
68.7%
企業の社会的責任がリード文のテーマになっている。具体的には、各経済主体の相互関係、企業のコンプライアンス、消費者問題、環境問題、外国為替相場、企業の多国籍化、地域経済統合の問題が出題された。
これらのうち、経済主体に関する問題は、非常に易しい。ただし、外国為替相場の問題の選択肢の文には、金利と外国為替相場の関係や日銀の介入といった、かつてセンター政経が難しかった時代の名残がある。なお、センターの政経は、環境問題をしばしば出題するが、現社と比べて問題数は少ない。

自動採点利用者の感想!
難しい(23%) 普通(61%) 易しい(16%)
問4は、ISOやゼロエミッション、ナショナルトラストといった用語に戸惑ったようで、正答率が低くなった。問6は必ずしも易しくなかったようで、正答率が低かった。

第5問 配点 出題内容・テーマ 難易 平均点 得点率

19
戦後日本の財政・経済
普通
9.8
51.4%
高度成長と政府の役割がリード文のテーマになっている。具体的には、租税制度、財政投融資の使途別構成比の推移、日、米、英の公共投資の対GDP比、家計の消費支出、年金制度改革、国債、省庁再編に関する問題が出題されている。
これらのうち、問2の財政投融資の使途別構成比の推移の問題は、Aの減少とBの増加に注目すれば正解できる。問3の日、米、英の公共投資の対GDP比の問題はやや難しい。財政分野や社会保障分野は今年度のヤマとされていた領域で、社会保障関連の問題はもう少し多く出題して欲しかった。

自動採点利用者の感想!
難しい(39%) 普通(57%) 易しい(4%)
問2の統計の読み取りは、Aの減少と、Bの増加が何を意味するのかに気がつかなかった受験生が多く、正答率が低くなった。問3は、やはり難しく、正答率が非常に低くなった。問4は、よく読めば解りそうなものだが、消費・投資・所得・貯蓄・資産効果といった用語に惑わされたのか、正答率は高くなかった。

分析記事協力:早稲田塾
編集・著作:ジェイシー教育研究所


Copyright:(C)2007 JC Educational Institute, Inc. All Rights Reserved.